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皮膚科専門医による適切ないぼ・ほくろケア
いぼ・ほくろとは?

いぼは皮膚の表面にできる良性の腫瘍で、ウイルス性のものと加齢性のものがあります。ほくろは色素細胞(メラノサイト)が集まってできる腫瘍で、こちらも基本的には良性です。
どちらも痛みなどの自覚症状はありませんが、生じた部位によっては見た目の印象を大きく左右しかねません。気になる場合は治療で除去することができますが、セルフケアでは適切な除去が難しいので、当院にお任せください。なお、ほくろにはまれに悪性腫瘍(皮膚がん)が混じっていることもあるため、自力で取らずに専門医にご相談ください。
高槻市・茨木市のあゆ皮フ科クリニックでは、良性か悪性かの見極めから、美しい仕上がりを目指した除去まで、
専門的な技術で安心してお任せいただけます。
こんなお悩みはありませんか?
- 顔にできたいぼが気になる
- ほくろが大きくなってきた気がする
- 衣服に引っかかるいぼがある
- ほくろから毛が生えて困っている
- 年齢と共にいぼが増えてきた
- メイクの時にほくろが邪魔
- 人に見られるのが恥ずかしい
- 良性か悪性か心配になる など
いぼ・ほくろの原因
いぼ
ウイルス感染
ウイルス性いぼは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が主な原因です。小さな傷口からウイルスが侵入し、感染部位で増殖することでいぼが形成されます。免疫力が低下している時に感染しやすく、他人への感染リスクもあるため、早期治療が重要です。
なお、お子様に多い水いぼは伝染性軟属腫ウイルスが原因となります。同じウイルス性のいぼでも適切な対応が異なるので、
ご注意ください。
加齢による肌質の変化
年齢と共に皮膚の新陳代謝が衰え、脂漏性角化症などの老人性いぼができやすくなります。長年の紫外線ダメージの蓄積により皮膚の角化細胞が異常増殖することが原因で、40代以降に多く見られます。初期は平らな茶色い斑点ですが、徐々に盛り上がってざらざらした表面になります。ウイルス性いぼとは異なり、周囲へ感染するものではありませんが、見た目の印象に影響するため、
治療を希望される方が多いです。
外的刺激
慢性的な摩擦により皮膚が肥厚し、いぼ状の病変が形成されることがあります。また、軟性線維腫(スキンタッグ)は、衣服との摩擦が多い首や脇の下にできやすく、肥満の方や糖尿病の方に多く見られます。ピアスの穴や傷跡に生じるケロイドも、
外的刺激が関与するいぼの一種と言えるでしょう。
ほくろ
遺伝
ほくろの発生には遺伝的素因が関与しており、家族にほくろの多い方がいる場合、遺伝的にほくろができやすい体質の可能性があります(生まれつきのほくろを「先天性色素性母斑」と言います)。ただし、学童期から思春期以降に目立ち出すほくろ(後天性色素性母斑)も非常に多いです。後天的にほくろが生じる原因としては、紫外線への曝露、肌のターンオーバーの乱れなどが挙げられます。
いぼ・ほくろの診断
いぼやほくろの診断では、良性か悪性かを見極めることが最も重要です。当院では皮膚科専門医が詳細な視診や必要に応じてダーモスコピー検査を行い、悪性の可能性がある場合は速やかに適切な対応を行います。
いぼ・ほくろの治療方法
サージトロン・プラズマペン
高周波メスでいぼやほくろを丁寧に除去し、傷跡を最小限に抑えます。一度で除去。
QスイッチYAGレーザー(トライビームプレミアム)
レーザーで色素をターゲットにし、ほくろやいぼの除去に効果的です。数回繰り返しますが、傷あとを残しません。
手術(切除)
外科的にいぼやほくろを切除し、確実な除去を目指します。
