わき汗・その他の多汗症｜大阪府 ｜あゆ皮ふ科クリニック（しみ・しわ・たるみ治療専門サイト）

幅広い汗のお悩みに対応する専門治療

わき汗とは？

脇の下には汗腺が多く集まっているため、他の部位よりも汗をかきやすい部位です。わき汗は誰にでもある正常な生理現象ですが、量が多すぎると日常生活に支障を来しかねません。

特に多汗症の場合では日常生活に影響を与えるほどの大量の汗が出るため、適切な治療が必要になります。脇の多汗症の治療には健康保険が適用できるケースもあるので、一人で悩まずにまずはご相談ください。

高槻市・茨木市のあゆ皮フ科クリニックでは、わき汗だけでなく、顔、額、手のひら、足の裏まで、身体の様々な部位の汗の悩みに対応しています。ボトックス注射（ボツリヌス治療）による治療では、痛みの強い部位には笑気麻酔を使用することも可能で、安心して治療を受けていただけます。

また、手術による根本的な治療も行っており、保険適用での対応も可能です。
汗の悩みでお困りの方に、幅広い選択肢をご提供しています。

こんなお悩みはありませんか？

わき汗の原因

自律神経の乱れ

ストレスや緊張、不安などにより自律神経のバランスが崩れると、交感神経が優位になり汗の分泌が増加します。現代社会では仕事や人間関係のストレスが多く、慢性的な緊張状態が続くことでわき汗が増える方が多くなっています。また、睡眠不足や不規則な生活リズムも自律神経の乱れを引き起こし、汗の調節機能に影響を与えます。

ホルモンバランスの変化

ホルモンの変動は体温調節中枢に影響を与え、汗腺の活動を活発化させます。女性の場合、生理前や妊娠、更年期などのホルモンバランスの変化によりわき汗が増加することがあります。

生活習慣の乱れ

辛い食べ物に含まれるカプサイシンは交感神経を刺激し、カフェインやアルコールは血管を拡張させて体温を上昇させます。また、過度なダイエットや栄養不足も自律神経のバランスを崩し、汗の調節機能に影響を与えることがあります。

遺伝的要因

家族に多汗症の方がいる場合、遺伝的に汗腺の数が多かったり、汗腺の活動が活発だったりすることがあります。特に原発性局所多汗症は遺伝的要因が強く関与しており、幼少期から症状が現れることが多いです。遺伝的要因は変えることができませんが、適切な治療により症状をコントロールすることが可能です。

疾患や薬剤の副作用による多汗

甲状腺機能亢進症、糖尿病、自律神経失調症などの疾患が原因でわき汗が増加することがあります。また、一部の薬剤の副作用として多汗が現れることもあります。突然わき汗が増えた場合は、基礎疾患の有無を確認する必要がありますので、
放置せずに医師に相談してください。

わき汗の治療方法

注射：ボトックス

汗腺の働きを抑制し、わき汗を効果的に減少させます。効果は4～9か月持続します。

制汗外用剤：抗コリン製剤・塩化アルミニウム製剤

抗コリン作用を持つ、エクロックゲル・ラピフォートワイプは、ソフピロニウム臭化物を有効成分として、汗を出す指令であるアセチルコリンの働きをブロックして、過剰な汗を抑えます。条件を満たせば保険適応による処方が可能です。塩化アルミニウムは汗管の細胞に作用し、管を閉塞させることで発汗を減少させます。自家製材の原液（濃度は2種類）および塩化アルミニウムの刺激を抑えたジェルタイプのQUADAYSキュアデイズを取り扱ってます。

手術：腋臭症に対する皮弁法（剪除法）

当院では、ワキガに対する剪除法による手術を行っています。皮膚を切開し、においの元となるアポクリン汗腺を直接除去する最も効果的な治療方法です。日帰り手術ですが、術後1週間は腕の動作制限や安静が必要であゆ皮フ科クリニック独自の工夫をとり入れ傷跡に最大限配慮してますが、傷跡が残ります。
多汗症には外用薬やボトックス注射が有効ですが、ワキガには手術が最適です。完全無臭を保証するものではありませんが、汗の減り、日常生活の大幅な改善が期待できます。
完全無臭を保証するものではありませんが、独自の手法により術後の傷跡やトラブルを最小限に抑えながら、通常より短いダウンタイムで今より過ごしやすくなるような手術を心がけています。

＊こちらの手術は2025年8月現在保険適応、子ども医療証により高槻市のお子様は無料。